はじめて転職を検討されている方の中には、履歴書の書き方を忘れてしまったという方もいらっしゃることでしょう。
そこで、本記事では履歴書の書き方について、学歴や職歴といったカテゴリ別に、分かりやすく解説していきます。
採用担当者が履歴書で見ているポイントや、作成におけるポイントなども併せてご紹介していますので、ぜひ最後までご確認ください。
そこで、本記事では履歴書の書き方について、学歴や職歴といったカテゴリ別に、分かりやすく解説していきます。
採用担当者が履歴書で見ているポイントや、作成におけるポイントなども併せてご紹介していますので、ぜひ最後までご確認ください。
履歴書の書き方
早速履歴書の書き方について、確認していきましょう(1)。
基本項目の書き方
まずは、基本項目の書き方から押さえていきます。
基本項目としては日付や氏名、住所、証明写真が挙げられるでしょう。
基本項目としては日付や氏名、住所、証明写真が挙げられるでしょう。
・日付
西暦でも和暦でも、どちらでも構いませんが、学歴や職歴に記載する年号と統一する必要があります。
和暦の場合は、H(平成)やS(昭和)といったように略称で書かずに、漢字表記で正確に記載するようにしましょう。
また、記載日ではなく提出日を記載する点も押さえておいてください。
和暦の場合は、H(平成)やS(昭和)といったように略称で書かずに、漢字表記で正確に記載するようにしましょう。
また、記載日ではなく提出日を記載する点も押さえておいてください。
・氏名
名字と名前の間にスペースを空けて記載します。
ふりがな表記については、「ふりがな」の場合はひらがなで記載し、「フリガナ」の場合はカタカナで記載してください。
ふりがな表記については、「ふりがな」の場合はひらがなで記載し、「フリガナ」の場合はカタカナで記載してください。
・住所
基本的に都道府県から、マンション・アパート名や部屋番号まで略さずに記載します。
ふりがなは、番地以外の箇所について記載するようにしましょう。
ふりがなは、番地以外の箇所について記載するようにしましょう。
・証明写真
証明写真を撮影する際は、白いシャツに黒系のスーツが基本となります。
明るすぎる髪色や派手な髪型はできるだけ避け、前髪などで目や顔が隠れないようにしましょう。
また、証明写真は提出日から直近6ヶ月以内のものを使用します。
明るすぎる髪色や派手な髪型はできるだけ避け、前髪などで目や顔が隠れないようにしましょう。
また、証明写真は提出日から直近6ヶ月以内のものを使用します。
学歴の書き方
学歴を記載する際は、基本的に高等学校の入学年次から記載します。
義務教育過程を記載するケースはほとんどありませんが、もし学歴が少ないなどの理由で記載したい場合は、卒業年次のみの記載でOKです。
学校名や大学の学部名、専攻などは、省略せずに正式名称で書きましょう。
特に高等学校を「高校」といった形で記載しがちなので、注意が必要です。
年次については、基本項目の日付で記載した表記に合わせて記載することもポイントとなります。
退学歴がある場合も伏せることなく記載することが求められます。
「家庭事情により中途退学」といった形で記載しておくとよいでしょう。
義務教育過程を記載するケースはほとんどありませんが、もし学歴が少ないなどの理由で記載したい場合は、卒業年次のみの記載でOKです。
学校名や大学の学部名、専攻などは、省略せずに正式名称で書きましょう。
特に高等学校を「高校」といった形で記載しがちなので、注意が必要です。
年次については、基本項目の日付で記載した表記に合わせて記載することもポイントとなります。
退学歴がある場合も伏せることなく記載することが求められます。
「家庭事情により中途退学」といった形で記載しておくとよいでしょう。
職歴の書き方
職歴については、アルバイト経験は記載せず、社会人での経験を基に記載していきます。
たとえ半年や1年といった短期間の勤務でも省かずに正確に記載しましょう。
所属部署や雇用形態、役職に加えて、「新規顧客への提案営業に従事」といったように簡単に職務内容を記載しておくと、採用担当者側も理解しやすくなります。
入退社の年次は、基本項目の日付や学歴の年次における表記と統一することも忘れてはいけません。
自己都合による退職歴がある場合は、「一身上の都合により退職」といった形で記載し、会社都合の場合は「会社都合により退職」と記載します。
現職の職歴を記載する際は、所属部署などを記載したあとに、「在職中」や「現在に至る」などを記載するとよいでしょう。
すべての職歴を記載し終えたら、右寄せで「以上」と記載します。
たとえ半年や1年といった短期間の勤務でも省かずに正確に記載しましょう。
所属部署や雇用形態、役職に加えて、「新規顧客への提案営業に従事」といったように簡単に職務内容を記載しておくと、採用担当者側も理解しやすくなります。
入退社の年次は、基本項目の日付や学歴の年次における表記と統一することも忘れてはいけません。
自己都合による退職歴がある場合は、「一身上の都合により退職」といった形で記載し、会社都合の場合は「会社都合により退職」と記載します。
現職の職歴を記載する際は、所属部署などを記載したあとに、「在職中」や「現在に至る」などを記載するとよいでしょう。
すべての職歴を記載し終えたら、右寄せで「以上」と記載します。
志望動機の書き方
志望動機はその企業になぜ入社したいのかをアピールする重要な項目です。
そのため、その企業でなければならない理由を、明確に記載することが求められると言えるでしょう。
また、応募先・募集しているポジションに、自分自身のスキルや経験がマッチしている旨を記載することも忘れてはいけません。
長所や強みなどを記載する場合は、それらがどのように企業への貢献に繋がるのかを説明することで、採用担当者の目を引くことができるでしょう。
そのため、その企業でなければならない理由を、明確に記載することが求められると言えるでしょう。
また、応募先・募集しているポジションに、自分自身のスキルや経験がマッチしている旨を記載することも忘れてはいけません。
長所や強みなどを記載する場合は、それらがどのように企業への貢献に繋がるのかを説明することで、採用担当者の目を引くことができるでしょう。
その他の項目の書き方
最後に、その他の項目として賞罰や健康状態といった項目の書き方をご紹介します。
・賞罰
賞罰は、賞などの受賞経験や犯罪歴を記載する項目です。
賞については全国大会などのレベルを基準に、記載するかどうかを判断するとよいでしょう。
罰については、罪名や懲役年数などを略すことなく記載します。
賞については全国大会などのレベルを基準に、記載するかどうかを判断するとよいでしょう。
罰については、罪名や懲役年数などを略すことなく記載します。
・健康状態
特に何も問題がなければ「良好」と記載します。
何かの治療で、平日の定期的な通院が必要であれば、あらかじめその旨を記載しておくことで、後々のトラブルなどを防ぐことができるでしょう。
何かの治療で、平日の定期的な通院が必要であれば、あらかじめその旨を記載しておくことで、後々のトラブルなどを防ぐことができるでしょう。
採用担当者が履歴書で見ているポイント
ここからは採用担当者が履歴書で見ているポイントをご紹介します。
ポイント①:志望度
採用担当者は、履歴書からどれくらい本気で自社への就職を希望しているのかを確認します。
本気で入社したい企業へ提出する履歴書の場合、細かな点まで分かりやすさに配慮して作成することは勿論、誤字や脱字がないかといった点も繰り返しチェックするはずです。
こういった配慮は履歴書の印象として表れるため、採用担当者はこの履歴書から受ける印象も含めて、志望度合いを推し量っていると言えるでしょう。
逆に文章が分かりづらかったり、誤字脱字があったりする場合は、志望度もそこまで高くないという印象を与えてしまいかねません。
本気で入社したい企業へ提出する履歴書の場合、細かな点まで分かりやすさに配慮して作成することは勿論、誤字や脱字がないかといった点も繰り返しチェックするはずです。
こういった配慮は履歴書の印象として表れるため、採用担当者はこの履歴書から受ける印象も含めて、志望度合いを推し量っていると言えるでしょう。
逆に文章が分かりづらかったり、誤字脱字があったりする場合は、志望度もそこまで高くないという印象を与えてしまいかねません。
ポイント②:採用した場合のメリット
応募者を採用した場合、自社にどういったメリットがあるのかも当然チェックしています。
志望動機に書かれている内容は勿論、職歴からどういった価値を自社にもたらしてくれるのかを確認しているわけです。
そのため、履歴書の各項目を記載する際は、自分自身を採用した場合の価値やメリットができる限り伝わるように、工夫して記載する必要があると言えるでしょう。
志望動機に書かれている内容は勿論、職歴からどういった価値を自社にもたらしてくれるのかを確認しているわけです。
そのため、履歴書の各項目を記載する際は、自分自身を採用した場合の価値やメリットができる限り伝わるように、工夫して記載する必要があると言えるでしょう。
ポイント③:どういうスタイルで働いてきたか
どういうスタイルで働いてきたのかも確認しています。
同じ職種であっても業界などが変われば、方法やスタイルは異なるでしょう。
採用担当者は、働き方やスタイルについて、職歴に記載されている企業名や職種から推察し、自社と本当にマッチしているかどうかを確かめているのです。
そういった意味でも、職歴欄は業務内容も忘れずに記載し、採用担当者にマッチしている旨をアピールすべきと言えるでしょう。
同じ職種であっても業界などが変われば、方法やスタイルは異なるでしょう。
採用担当者は、働き方やスタイルについて、職歴に記載されている企業名や職種から推察し、自社と本当にマッチしているかどうかを確かめているのです。
そういった意味でも、職歴欄は業務内容も忘れずに記載し、採用担当者にマッチしている旨をアピールすべきと言えるでしょう。
履歴書を作成する際のポイント
最後に、履歴書を作成する際のポイントについてご紹介します。
ポイント①:分かりやすいレイアウトや文章で作成する
採用担当者が履歴書を確認する時間は短いです。
そのため、短い時間でも記載内容が正確に伝わるように、分かりやすいレイアウトや文章で、端的に記載すべきと言えます。
特にテンプレートを使わずに、WordやExcelを用いて一から作成する際は、柔軟にレイアウトを変更できるため、分かりやすさを意識して作成しましょう。
そのため、短い時間でも記載内容が正確に伝わるように、分かりやすいレイアウトや文章で、端的に記載すべきと言えます。
特にテンプレートを使わずに、WordやExcelを用いて一から作成する際は、柔軟にレイアウトを変更できるため、分かりやすさを意識して作成しましょう。
ポイント②:書き間違えたら、新たに書き直す
WordやExcelで作成するケースが主流とはいえ、手書きで履歴書を作成する方もいらっしゃるでしょう。
手書きで作成する場合、書き間違えたら、新しい履歴書に書き直す必要があります。
修正液や修正テープなどを使ってしまうと、採用担当者にネガティブな印象を与えてしまう可能性があるため注意してください。
手書きで作成する場合、書き間違えたら、新しい履歴書に書き直す必要があります。
修正液や修正テープなどを使ってしまうと、採用担当者にネガティブな印象を与えてしまう可能性があるため注意してください。
ポイント③:すべての欄を埋める
すべての欄を埋めるという点も押さえておきましょう。
空欄が残っている状態で提出してしまうと、書き漏れがあると思われてしまうリスクがあります。
そのため、もし記載すべき内容が無くても、「特になし」といったように何かしら記載したうえで提出しましょう。
空欄が残っている状態で提出してしまうと、書き漏れがあると思われてしまうリスクがあります。
そのため、もし記載すべき内容が無くても、「特になし」といったように何かしら記載したうえで提出しましょう。
ポイント④:黒いボールペンや万年筆で記載する
手書きで履歴書を作るのであれば、黒いボールペンや万年筆で記載します。
鉛筆やシャープペンシルは勿論のこと、消せるボールペンなどもNGとなるので、その点は注意しましょう。
鉛筆やシャープペンシルは勿論のこと、消せるボールペンなどもNGとなるので、その点は注意しましょう。
ポイント⑤:古い履歴書を使いまわさない
過去に使った履歴書を使いまわすことは避けましょう。
古いものを使っている場合、日付が最新でないため、使いまわしていることは簡単にばれてしまいます。
また、そもそも企業が変われば、アピールすべき点や志望動機も変わるはずなので、応募ごとに必ず新しいものを作成するようにしましょう。
古いものを使っている場合、日付が最新でないため、使いまわしていることは簡単にばれてしまいます。
また、そもそも企業が変われば、アピールすべき点や志望動機も変わるはずなので、応募ごとに必ず新しいものを作成するようにしましょう。
ポイント⑥:誤字脱字などがないか、提出前にチェックする
提出前に誤字脱字、書き漏れなどがないかをしっかりとチェックする点も、重要なポイントになります。
履歴書は応募者の第一印象を決めると言っても過言ではなく、誤字脱字や書き漏れがあれば
、仕事でも細かなミスを見逃すのではないかと思われてしまいます。
そのため、必ず作成後は細かく見直し、誤字脱字や書き漏れの有無、文章表現のミスなどがないかをチェックしましょう。
履歴書は応募者の第一印象を決めると言っても過言ではなく、誤字脱字や書き漏れがあれば
、仕事でも細かなミスを見逃すのではないかと思われてしまいます。
そのため、必ず作成後は細かく見直し、誤字脱字や書き漏れの有無、文章表現のミスなどがないかをチェックしましょう。
ポイント⑦:提出時のマナーを押さえる
提出時のマナーを押さえておく点も重要なポイントです。
昨今はWordやExcelで作成したものを、メールで送付するケースが多くなっています。
メール送付する場合は、PDFファイルに変換してから送ることが基本です。
ファイル名には日付と氏名、履歴書であることが分かる言葉を入れておくとよいでしょう。
郵送する場合は、送付状も併せてクリアファイルに挟み、無地の定型封筒に入れます。
履歴書在中と記載した上で送付しましょう。
面接時に持参して手渡しする場合は、履歴書が折れたり汚れたりしないように、封筒に入れて持参します。
面接ですぐに確認してもらうことを考慮して、封はせず、すぐに取り出せるようにしておきましょう。
昨今はWordやExcelで作成したものを、メールで送付するケースが多くなっています。
メール送付する場合は、PDFファイルに変換してから送ることが基本です。
ファイル名には日付と氏名、履歴書であることが分かる言葉を入れておくとよいでしょう。
郵送する場合は、送付状も併せてクリアファイルに挟み、無地の定型封筒に入れます。
履歴書在中と記載した上で送付しましょう。
面接時に持参して手渡しする場合は、履歴書が折れたり汚れたりしないように、封筒に入れて持参します。
面接ですぐに確認してもらうことを考慮して、封はせず、すぐに取り出せるようにしておきましょう。
まとめ
履歴書は応募者の第一印象を決める書類であり、書類選考において重要な役割を果たします。
どれだけ素晴らしい経歴やスキルを持っていても、履歴書を正しい形で作成できなければ、面接や採用といった機会を得ることは難しいでしょう。
ぜひこの記事を参考にしつつ、正しい履歴書を作成して転職活動に取り組んで頂ければ幸いです。
最後に当社でご用意した履歴書テンプレートと、厚生労働省のテンプレートをダウンロードできるページをご紹介しますので、ぜひご活用ください。
・MedLab 履歴書テンプレート
・新たな履歴書の様式例の作成について|厚生労働省
どれだけ素晴らしい経歴やスキルを持っていても、履歴書を正しい形で作成できなければ、面接や採用といった機会を得ることは難しいでしょう。
ぜひこの記事を参考にしつつ、正しい履歴書を作成して転職活動に取り組んで頂ければ幸いです。
最後に当社でご用意した履歴書テンプレートと、厚生労働省のテンプレートをダウンロードできるページをご紹介しますので、ぜひご活用ください。
【参照元】
(1)参考:履歴書・職務経歴書の書き方 応募書類の作り方 1.履歴書|ハローワークインターネットサービス
(1)参考:履歴書・職務経歴書の書き方 応募書類の作り方 1.履歴書|ハローワークインターネットサービス
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